柵原ふれあい鉱山公園
2005/9/10 13:55追記
駅長猫コトラの画像を追加
BlogPetてつの書き込み以外では、約1か月振りのエントリーです(^^;。
今日は久々に岡山県久米郡美咲町吉ヶ原にある柵原ふれあい鉱山公園へ出かけてきました。
ここはかつて旧柵原町(現在は合併して美咲町に)にあった柵原鉱山に関する資料などを展示する鉱山資料館と1991年6月まで備前市の片上と柵原町の間を結んでいた片上鉄道の旧吉ヶ原駅などがあります。
この公園では毎月第1日曜日に片上鉄道保存会が同公園内に保存されている旧片上鉄道の車両の展示運転を行っていて、今日がその運転日でした。
上の車両はキハ312というディーゼルカーで、1953年に片上鉄道が宇都宮車両(現在の富士重工業)で製造させた車両で、当初はガソリンエンジンで走る車両でしたが、その後エンジンをディーゼルエンジンへ載せ換えて変速装置も変更され、廃止まで走っていました。
現在は片上鉄道保存会の所有で動態保存(動かせる状態での保存)車となっています。
上の画像はキハ312とキハ303の2連で展示運転中の画像です。
キハ303は旧鉄道省が1934年に川崎車両(現在の川崎重工業)で製造させたガソリンカーで、1952年に当時の国鉄から片上鉄道へ払い下げされました。
片上鉄道へ入線後、エンジンのディーゼルエンジンへの載せ換え、変速機の変更、ヘッドランプ位置の変更が行われ、これも廃止まで走っていました。
現在は美咲町の所有で動態保存車となっています。
上の画像はディーゼル機関車DD13-551です。
今日は同じく動態保存車である無蓋貨車トラ814・客車ホハフ2003の2両を連結して、混合列車(貨車と客車を一緒につないだ列車)として運転されていました。
DD13-551は片上鉄道が当時活躍していた蒸気機関車の置き換え用増備した5両のディーゼル機関車のうちの1両で、1965年に日本車輌で製造されました。
この機関車は片上鉄道の主力機関車として廃止まで貨物列車、混合列車、客車列車の牽引に活躍しました。
現在は美咲町の所有で動態保存車となっています。
上の2枚の画像は吉ヶ原駅のマスコットで駅長猫のコトラです。
先日は雑誌「DIME」にも載りました。
↓コトラと飼い主のぱぱぱ猫さんのブログです(^^)。
駅長猫コトラの独り言~旧 片上鉄道 吉ヶ原駅勤務~
柵原ふれあい鉱山公園の展示運転には、毎回岡山県内はもとより関西・中国地方を中心に全国から家族連れや鉄道ファンが多く訪れています。
また、鉱山資料館も柵原鉱山の歴史や文化が楽しく学べる施設です。
皆さんも一度、訪れてみては如何でしょうか。
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コメント
吉ヶ原へお越しいただいたんですね。ありがとうございますm(__)m
トラバ&コメントも頂いてありがとうございました。
今度来られたときには是非、お声をかけてくださいね。
それではまた。吉ヶ原でお会いしましょう!!コトラも待ってます!!
投稿: ぱぱぱ猫@コトラ飼い主 | 2005.09.13 11:42